社歌制作研修 社歌づくりで社員の一体感を醸成したい
株式会社リクルート北関東マーケティング 代表取締役 福井康人様
会社が新たな節目にさしかかり、社員全体のさらなる一体感が必要でした。スローガンを考えたり、理念共有の様々なミーティングをしていく中で、「社歌」はどうだろう?と思ったわけです。
どうせ社歌を作るなら社員全員で作りたい、社歌づくりのプロセスを社員全員で共有したい、と考え、社歌制作研修に踏み切ったのです。
最初、社員の反応は鈍かったのですが、研修当日になって、歌詞作成の段階になってくると、社員たちも大いに盛り上がり、自社に対する想いやお客様に対する想いが活発に話し合われ、当初の「一体感の醸成」という目的は達せられました。
その後、自分たちが作った歌詞に曲がつき、完成披露会をしたときには、思わず涙ぐむ社員もいたりして、予想を超えた良い反応でした。
当社の社歌はカラオケでも配信されていますので、期末を乗り切った後の飲み会では、みんなでカラオケに行き、社歌を歌う、というのが定番になっています。
また、さまざまなイベントの中で社歌をオープニングで流したりしています。
社歌を全員で作って、本当に良かったと思っています。
‘おまけ’ですが、学生時代に楽器をかじった事のあるメンバーで、バンド活動を始めています。
その名も「RKMバンド」。私は去年から始めた‘アルト・サックス’担当です。
3ヶ月前の全社総会で初ライブ。
その後、社員同士の結婚式の二次会でも2回目のライブを敢行し、評判も上々(?)です。
曲はもちろん、「ホイッスル」です。
社員全員でビジョンを共有したい
株式会社リクルート北関東マーケティング様
この会社の10年後、それを今いる社員と共有したい!
株式会社リクルート北関東マーケティング様は、北関東エリアを中心とし、住まいの情報・クルマの情報を取り扱う、元気な若手社員が集う会社。
その会社が実施されたビジョンソング制作研修の熱い一日をレポートします。
1.研修の準備期間
ある日、知人を通じて、「社歌を作りたい社長がいるから」ということでご紹介を受け、リクルート北関東マーケティング(以下「RKMさん」)の福井社長とお会いしました。
その時のお話は、
お話の中で、このビジョンソン制作研修のメリットをご理解いただけ、即決。
お申込を経て、具体的にすすめることになりました。
お会いした日に社長からお伺いしたお話をもとに、さっそく研修テキストを制作しました。
こういった大規模な研修で、ポイントになるのはグループワークの際にリーダーとなる方々。
今回は各部署のマネジャーの方が研修のグループワークの際にリーダーをしていただくことになっていたので、研修の3週間前にマネジャーの方々にお集まりしただき、事前ミーティングをさせていただきました。
作成した研修テキストをもとに、当日どのようなことを行うのかをご説明させていただき、その上で、このテキストに基づいて、自分なりにビジョンソングのタイトルや歌詞のイメージをしてきていただく事前準備をお願いしました。
このグループリーダーの方の事前準備によって、研修が上手く進みます。
また、このときに、最終的にどんなイメージになるのか、そのサンプルを聴いていただきました。
今回、会場として選ばれたのは、群馬県の県公社ビル。
この研修のプレゼンテーションなどで必要となる音響設備などが整った素晴らしい会場でした。
主に全体説明や各グループからの発表をホールで行い、グループごとのディスカッションは各会議室で行うことになりました。
主会場となったホール
※当日ピアノはありませんでした
ディスカッションの会議室
2.研修当日
さて、いよいよ当日、最初のプログラムは福井社長によるプレゼンテーションです。
このビジョンソング研修で何をしていきたいのか?という研修の主旨をお話いただき、次に、社長ご自身の「この会社をどうしていきたいのか?」「社員のみなさんにどうなって欲しいのか?」をお話いただきました。
このプレゼンには渾身のパワーポイントをご用意いただき、バックにはBGMもつけていただいた素晴らしいプレゼンでした。
その後、今日の研修のファシリテーターであるアイデアガレージ西尾から、テキストをもとに、研修全体のすすめ方と最初のディスカッションである「タイトル決定」のディスカッション方法についてのレクチャーをさせていただきました。
グループに分かれて最初にやっていただいたのは「タイトル」についてのディスカッション。
今回のビジョンソングのコンセプトとなる「伝わるタイトルを考えていただく」ディスカッションです。
まずは、テキストに従ってRKMさんを表すキーワードをグループメンバーから出し合い、そのキーワードを集約したタイトル案をグループで考えていただく作業です。
グループ分けは様々な部署を横断的に構成されていたので、「なるほど、こういう視点でこの会社を見ているのか!」や「お客様に対してこんな考え方もあるんだ!」という新鮮な発見があり、このキーワード抽出とタイトル決定は大いに盛り上がりました。
熱いディスカッションを繰り広げた成果をグループごとに発表します。
「なぜこのタイトルにしたのか」「この言葉をメッセージとして伝えたい」など、グループごとに趣向を凝らしたプレゼンテーションが展開されました。
聞いている観客席も真剣です。
プレゼンテーションの後は、全員による投票。
休憩をはさみ、スタッフが猛スピードで集計します。
そして、結果発表。
真剣なだけに、タイトルを選ばれたグループの歓声と選考でもれたグループのため息が入り混じります。
RKMさんでは、アップテンポの元気な曲とバラード系の曲の2曲を作成することになっていたので、二つのタイトルが選ばれました。
そして、本日のメインイベント「歌詞」のディスカッションです。
タイトル投票で決まったタイトルに沿った歌詞を各グループで考えます。
会社に懸ける想いを、仕事に懸ける想いを、そして、お客様に対する想いを、上司・部下や先輩・後輩の遠慮なくぶつけ合います。
白熱したディスカッションが繰り広げられ、各グループから話し合う時間の延長を求められ、何度も時間延長をしました。
前のタイトルディスカッションでも今回でもリーダーの方々が事前にイメージングをしていただいていたことが、とても効力を発揮しました。
まず、グループリーダーが「こう思うんだよ」という話の発端を切り開いていただくことで、議論がうまく進行しました。
歌詞が決まった後、皆さんの希望する曲の曲調とボーカリストを、弊社からいくつかのサンプルを提示し、審査をしていただきました。
合計6時間をかけて、本日のビジョンソング制作研修が終了。
あとは、お選びいただいた曲調のアーティストとボーカリストに任せていただきます。
必ず良い曲に仕上げさせていただきます。
3.研修終了後の声