さて、社歌の歌詞と楽曲が完成したら、次はボーカルの収録となります。
ボーカル収録は一般的には専用のスタジオで行います。
スタジオにもいろいろな種類があり、収録機材やボーカルブースの広さなどによってランクが分かれます。
バンドなどの練習用スタジオに併設する形で設置されている簡易的なボーカル収録スタジオはレンタルの金額も安くあがりますが、やはり音質はそれなりです。
逆に一般に販売されている著名歌手のCDの収録に使われるスタジオは、優れた収録機材や編集機材を備え、スタジオ自体の作りも重厚ですが、レンタルの金額は一時間単位で数万円かかるところもあります。
また、合唱団や複数人コーラスのように、一度に複数のボーカルが歌う場合には、大きめのスタジオを用意する必要があります。
さらにスタジオ収録ではスタジオエンジニアさんの報酬も発生しますので、スタジオレンタル費とエンジニア費を足した費用が必要となります。
社歌の収録にかける費用と音へのこだわりのバランスを考えながら、収録スタジオを決定してください。